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●ジャンボリー・トップセミナーの今後の展望

では、これら全てを踏まえ、ジャンボリー・トップセミナーの今後を展望してみたいと思います。

まず、ITの普及による草の根的コミュニケーションネットワークの発展と、従来のような「与えられる」「与えてもらう」医療制度が終焉を迎えることにより、「また会えてよかったね」の「同窓会」から、「問題提起・検討・提言」の場になっていくものと思います。

これまでのジャンボリー、トップセミナーは自分達自身のことばかりに気を取られるあまり、社会的な視点が欠けていたように思います。1年に1回だけ、この場限りの話で終わらせるのではなく、ゆるやかな全国組織を構成して、そこで1年を通して話し合った内容を集約・検討し、社会に向けて提言していけるような場となることを期待していますし、またそのための努力をしていくべきでしょう。

来年は熊本での開催が予定されていますが、来年度以降、これは「ヤングDMカンファレンス」として実施される予定になっていますので、是非そうした方向性を打ち出してもらいたいものです。