●神経伝導速度
【しんけい・でんどう・そくど】
(検査指標名)


 神経伝導速度とは、手や足の神経を刺激して、末梢神経における刺激の伝導速度を測る検査である。

 異常と思われる部位があれば、その部分の末梢神経を2ヵ所で電気刺激し、2点間の距離と、その伝導に要した時間とで伝導速度を計算する。測定方法には運動神経伝導速度と知覚神経伝導速度とがあるが、神経に何らかの異常があれば、伝導速度は遅くなるので、合併症の有無を判断する指標となる。臨床的には、各種の神経麻痺(肘部管症候群、手根管症候群など)の診断や、頚椎症と末梢神経障害との鑑別(見極め)の検査として行われ、運動神経伝導速度が50m/秒以下、感覚神経伝導速度が45m/秒以下であれば、それぞれ何らかの異常があると推測される。

 ちなみに、検査の際には電気的な刺激を加えるので、多少の痛みを伴う。

参考: http://www.min-iren.com/health/memo/inspect/nerv.htm
http://www.tahara-seikei.com/311.htm