●食事(食餌)療法
【しょくじ・りょうほう】
(治療名)


糖尿病治療方法のひとつで、IDDM患者、NIDDM患者ともに良好な血糖コントロールを得るために行われる。

具体的には、患者個人の体格や生活スタイルに応じて1日のカロリー量と成分(炭水化物、たんぱく質、脂質など)の配分を決め、食品交換表(→)などを用いて、具体的な食材や料理方法を選択することになる。

IDDMの場合、血糖値を良好にコントロールするためには、食事量(特に血糖上昇に関係のある炭水化物の量)とインスリンの注射量のバランスが極めて重要であるが、どの食品をどの程度食べると、どの程度のインスリン注射が必要かを見極める上でも、特に発症初期には、これらの内容を十分に習得・把握しておくことが望ましい。

また、特にNIDDM患者(インスリンの分泌能力はあるが、不十分、あるいは効きが悪い(インスリン抵抗性(→)が高い))においては、インスリンを自己分泌できる能力が残っているケースが多く、食事療法と運動療法の組み合わせによって血糖コントロールの改善が期待できるため、より継続的かつ徹底的な励行が推奨される。