●シック・ディ・ルール
【しっく・でぃ・るーる】
(一般名)
(英:Sick Day Rules)


 DM(特に、自己インスリンが激減・廃絶している1型DM)では、風邪などの軽い病気でも血糖が大きく変動する。対処を誤ると急速に悪化し、昏睡に陥ることもあるので十分な注意が必要となる。そこで、発熱、下痢、嘔吐、食欲不振で食事ができないときなど、体調不良のときの対処方法をまとめたものが「シックデイ・ルール」と呼ばれている(シックデイとは英語で病気の日のこと)。

 実際には、主治医と事前に相談しておき、また実際に体調が悪くなったら連絡をとって指示を仰ぐ。

●一般的な注意点

ここでは、シックデイ・ルールの一般的な注意点を紹介しておく。

1)水分補給: 体調が悪いと高血糖で脱水症状を起こし易くなるので、水分を十分摂るようにする。
2)食事: 食欲がなくても、おかゆや果汁など糖質を含む食品は極力摂るようにする。1回の分量を減らし、回数を増やすようにするとよい。
3)血糖測定: 体調が悪いと血糖が大きく変化し易いので、血糖自己測定器を用い血糖測定を行うことが役に立つ。血糖測定の必要性などについては、予め主治医に相談することが推奨される。
4)インスリン量の調整: インスリン療法を行っている場合、体調が悪くてもインスリン注射を勝手に中止してはならない。普段よりインスリンの必要量が増えていることもあるからである。血糖の測定値を主治医に連絡し、指示を受けるようにする。追加のインスリンは、超速効型や速効型を使う。
5)その他: 食事が全く摂れなかったり、いくらインスリンを追加しても高血糖が続くような場合は、早めに病院へ行くようにしたい。



参考: http://www.club-dm.jp/diabetes/topic.php?c=d6&t=d0203&n=1