摂食障害
【せっしょく・しょうがい】
(疾患名)



なんらかの原因で、食事を拒んだり(拒食症)、逆に多食になったり(過食症)、食べたものを吐いたりするなど、健康な食生活が維持できなくなること。

一般的に、摂食障害は若い女性に見られることが多いが、IDDMのような治療に食生活が密接に関わってくる疾患を持っている場合、摂食障害を合併することが多い。

特に日本では、糖尿病全体に占めるIDDMの割合が非常に低いので、栄養の「制限」が目的であるかのような指導が行われるケースが散見されるなど、、IDDMに対して適切な栄養指導が出来る病院・医師・栄養士が少ない。

よって、通常の食生活が維持できればよいIDDM患者に対して、食事療法が中心になるNIDDMと同じような指導になってしまいIDDM患者が、「食べること」に対してネガティブなイメージを持ってしまうことが多い。思春期で食べ盛りの患者が、ただでさえ日々の血糖測定やインスリン注射による精神的ストレスや、将来の合併症への不安を抱えている上に、食生活での不必要な制限を加えられることによって、摂食障害を起こすことがあるので、適切な食生活が維持できるよう、周囲が注意して見守る必要がある。