高血糖
【こう・けっとう】
(疾患名)


 血糖値が正常レベル(〜126mg/dl)より高い状態。ただし、具体的な数値によって定義されている訳ではない。

 血糖値が正常レベルよりもかなり高い(個人差もあるが約300mg/dl以上)と、口渇や多尿・瀕尿などの症状が現れるが、多少の高血糖(200mg/dl前後)では自覚症状が少ないので、自分でそれに気づくことはあまりない。しかし、その程度の高血糖でも何も対応せずに数年単位の期間が経過すると合併症が発症・進行するので、自己免疫型の1型DM発症後に一時的に生じる寛解期(ハネムーン)のなどの場合、自覚症状がないことだけを理由に安心せず、定期的な検査を受けるなどの慎重な対応が必要である。

 また、現在日本では高血糖が慢性的に続く状態を「糖尿病」と呼んでいるが、これは病態(高血糖の状態)の正確な認識および、泌尿器系疾患とは無関係であることを、医学知識が全くない一般の方に理解してもらい、国民的問題視として2型DMの一次予防を積極的に推奨していくためには不適切な名称であり、2型DMだけでなく1型DMも含めて、「高血糖症」への病名変更が強く求められる。

参考: http://www.dm-net.co.jp/seminar/jiten/jiten.htm
http://www.sun-aqua.com/tounyoubyou/01.html#004