●合併症
【がっぺいしょう】
(疾患名)




合併症とは、ある病気が原因となって他の病気や何らかの悪影響が惹き起こされることを指す。

糖尿病の場合の合併症は、血糖値が著しく高い状態に「なる」ことで惹き起こされる「急性合併症」と、血糖値が高い状態が「長く続く」ことで惹き起こされる「慢性合併症」に大きく分けられる。

「急性合併症」と「慢性合併症」の具体例はそれぞれ以下の通り。

「急性合併症」
・高血糖昏睡
・糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)

急性合併症は、1型DM患者など自己分泌が殆どまたは全く無いためインスリン治療を不可欠とする人がインスリンを中断した場合やシックデイの場合に起こり易い。また、1型DM患者が発症した際には、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)を伴うことが多い。

「慢性合併症」
・神経障害
・網膜症
・腎症

一般的に、「糖尿病の合併症」と呼ばれるものはこの慢性合併症を指す。初期の段階では自覚症状が全くないことが殆どで、合併症がかなり侵行し自覚症状の出る段階になるまで何の治療もされていないことも少なくないので、十分な注意が必要である。