●SMBG(自己血糖測定)

【えす・えむ・びー・じー(じこけっとうそくてい)】(一般名)
(英:Self Monitoring of Blood Glucose)



Self Monitoring of Blood Glucoseの頭文字で、自己血糖測定のこと。特にIDDM患者の場合、より良好な血糖コントロールを行うには1日に数回以上のSMBGが必須となる。その他にも以下のようなメリットにより、DM患者のQOL(→)を向上させる。

1.日常生活と血糖値の相関関係をある程度予測することができる
→特に、自らが必要とするインスリンを全て注射で補っているIDDM患者は、どのような食事に対してどの程度のインスリンが必要になるかを見極めることは非常に重要であるが、SMBGを行うことにより、ある程度の予測を行うことが可能になる。

2.きめの細かい適切なコントロールができる
→通常、IDDM患者は1.を元に必要注射量を決めているが、血糖値の変動は食事量のみに依存する訳ではない(食事の内容、ストレスや運動量によって異なる)ため、予想以上に血糖値が高い場合には、追加のインスリン注射を行ったり、また低血糖が予想される場合には、予め補食を摂るなどして低血糖を避ける必要がある。その際にも、SMBGを行うことで、きめの細かい対応が可能になる。

3.急性合併症を防止することができる
→IDDM患者の場合、急性合併症としての高血糖昏睡、低血糖昏睡は生命に危険を及ぼす可能性があるのでできる限り避けたいが、SMBGを行えば、高血糖や低血糖を瞬時に確認できるので、著しい高血糖・低血糖をある程度、事前に予防することが可能になる。

4.1.〜3.により、慢性の合併症を予防することができる
→慢性合併症(神経障害、網膜症、腎症など)は高血糖状態が長く続くことにより惹き起こされるものであるが、普段からSMBGを最大限活用し、1.〜3.のように役立てていれば、その結果として慢性合併症の予防に繋がる。