165.瓶覗(覗色)
藍染の極く淡い色で、その淡さは前出の「水色」より更に淡く、『延喜縫殿式』の「白藍色」(糸一■に藍小半囲、黄蘗七両)程度であるが、瓶覗は黄蘗を用いない藍の単一染である。瓶覗の「瓶」は藍の液を貯える藍瓶のことで、「覗」とは、被染物を藍瓶のうすくなった液に、一寸浸す(一染)意で、「覗き色」とも呼ばれる。
英名「ホリゾン ブルー」−地平線に見る淡い空の色。
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