123.苔茶
苔の色のような濃い萌黄(黄緑)色をいう。「苔色」の名は中世の重色に見えており、その色目は、表香黒ミアリ・裏ニ藍(『装束抄』)、或は、表、裏共に濃萌黄(『薄様色目』)となっているが、その染色名は見られない。しかし、一般色名として後世には広く用いられている。江戸時代の染色で苔色に類する色では、それより明るい「柳茶」や、それより暗い「海松色」が愛用されている。
英名「モス グリーン」−苔色。
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