116.女郎花
山野に自生する多年草の女郎花の花の色を模した緑味のさえた黄色をいう。「女郎花」には織色と重色があり、織色は、経青・緯黄(『女官飾鈔』)、重色は、表黄・裏青(『雁衣鈔』)となっている。これによれば、女郎花は織色、重色共に上記の緑黄色になり、実物の花の色よりは緑味を帯びたものになる。染色には女郎花の名はないが、これに類する色に「鶸色」(後出)がある。しかし、女郎花の方が黄味がちである。
英名「シトロン イエロー」−シトロンの黄。
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