86.山吹色
山吹の花の色のような冴えた赤みの黄色をいう。この色は黄金の色に似ていることから「黄金色」とも呼ばれる。「山吹」の色名は平安文学には「山吹の袿」(『源氏物語』)、「山吹の織物の表著」(『栄花物語』)など、重色、織色としてよくあらわれる。重色では、表淡朽葉・裏黄(『装束抄』)、織色では、経紅・緯黄(『物具装束抄』)となっている。
英名「マリーゴールド イエロー」−キンセンカの花の色。
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