83.黄唐茶(黄雀茶)
褐色味の濃い黄橙色で「黄雀茶」とも書かれる。『手鑑模様節用』の染色譜には「黄雀茶。古名きはぢぞめ、又木らんいろに同じ、はぢ紅葉のいろか」とあり、古代の「櫨染」や「木蘭」(黄橡)の系統の色と見ている。黄がら茶の染色は江戸前期から愛用されており、寛文六年(一六六六)刊の『御ひいなかた』の小袖地色に見えている。
英名「メープル リーフ」−かえでの葉色。
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