81.黄土色
顔料の黄土のような黄褐色をいう。黄土の顔料は水分を含んだ赤土を精選したもので、その化学成分は含水酸化鉄である。古くから絵画の下塗料として用いられるほか、粒子の粗いものは壁の「中塗料黄土」(『正倉院文書』)として用いられた。顔料とての黄土は、乳鉢でこれをよく研って皿に入れ、膠と水を加えて用いるが、これはまた、丹土と同様染色にも用いられたようである。
英名「イエロー オーカー」−黄土の色。
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