58.洗柿
「洗柿」は、「洗われてうすくなった柿色」の意で、浅い橙色をいう。この染色は『手鑑模様節用』の色譜に示されており、「あらひ柿、又薄かうじと云」と記されている。この時代の柿系統の淡染にはこのほか、「薄柿」、「洒落柿」(晒柿に同じ)があるが『手鑑』の洗柿はそれより少し濃い色で示されている。
英名「サーモン バフ」−鮭の身の鈍い黄がかった色。
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