51.百塩茶(羊羮色)
百塩の「百」は回数の多いこと、「塩」は「入」で浸染をいい、何回も染め重ねた濃い色を指す。「百塩茶」はその染法から名付けられた江戸時代の染色だが、古代の「紅の八塩の色」(前出)の八塩もこれと同じく濃染を指す。百塩茶は『手鑑模様節用』の染色譜に見えており、その色調は赤味の焦茶色で、今日の「チョコレート色」に近い。
英名「アラビアン レッド」−アラビアの暗い赤。
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