47.樺茶
濃い茶味橙色の「樺色」を更に茶がからせた色をいう。この染色は江戸前期から行われており、『男色大鑑』(貞享四 一六八七)巻八に「黄色な肌着に青茶と樺茶の縞の小袖をかさね」と見えている。次いで『世話字節用集』(元禄五 一六九二)には「樺茶染」が、同年刊の『女重寳記』「萬染色之名」には「椛茶」が見えており、その色調は『手鑑模様節用』の色譜に示されている。
英名「エトルスカン オレンジ」−エトルスク美術のオレンジ。
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