39.宍色
人間の肌色のような淡い黄味赤色をいう。「宍」は『書記』孝徳天皇大化二年(六四六)の条に「衣衿は以て宍を朽すに足るばかり」とあり、『倭名類聚鈔』に「肉・和名之々、肌膚之肉也」と記されている。それを色名とした「宍色」は天平古文書『大安寺資材帳』に見えている。日本人の肌色はうすい黄赤系(ピンク肌)と、黄み橙系(オークル肌)の二種類があるが前者の肌色がこの宍色に当る。
英名「ピーチ チント」−淡い桃の実色。
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