33.紅緋
紅花と欝金或は黄蘗を用いて染めた、冴えた黄味の赤をいう。これに類する色に「猩猩緋」、「黄丹」があるが、紅緋はその中間の色である。江戸時代の染物書に紅緋の染法を記したものは見当らず、それに関する記事としては、わずかに『諸衣類垢を去伝 徳用之傳』(江戸後期の版本)に「紅緋ちりめんを洗て色さめざる伝」が見えている程度である。
英名「スカーレット」−紅緋色。
Back page



back to kyoto desing databasees
back to kyoto media station
●グラフィックデザイン系
●テキスタイルデザイン系
●プロダクトデザイン系