15.水がき (とき浅葱)
うすい灰みの紅赤色をいう。この染色は『手鑑模様節用』の「新古染色考説附色譜」に、「水がき、俗にとき浅黄」と注記され、色票のような色が示されている。また、後の『大澤善七染見本帳』にも見えている。水がきは「水柿」、とき浅黄は「鴇浅葱」が本字であろう。水がきの名は水色がかった柿色の意。とき浅葱は鴇色がかった浅葱(浅黄はあて字)色の意と解される。
英名「アッシュ ローズ」−灰味を帯びた薄バラ色。トネリコの木肌色。
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